傷跡

桜が、泣きたいくらいキレイに咲いてました。

もうすぐ、彼を好きになった日から１年。




新しい恋に出会いました。
でも、ちょっと障害が大きすぎて、
付き合おうって言ってくれる彼に、イエスとは言えないかな。

その彼との障害は、物理的なことも多いけど、
あたしの心の中にまだある、真っ黒な穴の存在が大きい。
昨日はまた、シャワーを浴びながら
涙が止まりませんでした。


大好きだった彼があたしに残したものは、
ほんとにわずかな思い出の品と、
今でもふいにわき出てくる思い出だけだと思ってた。

でもね、それだけじゃなかったことに気付いたよ。


昨日、好きって言われたとき、
あぁ、この人を好きになるのかなって思ったとき、
久しぶりに心がきゅんってなったのに、
でも、でも・・・って不安が襲ってきた。

彼が大切な人になればなるほど、
彼を失うのが怖くなっていく。
大切な人を、失くすっていう経験は、もうしたくない。
ずっと友達なら、何があったって、
離れなきゃいけないことはないから。。
だから、大切な存在になればなるほど、
そばにいるのが怖い。
彼女っていう存在になりたくない。
矛盾してるけどね。
彼女じゃなくって、友達として、ずっとそばにいて欲しいな。


・・・だから、恋は、あきらめようかなって。



この気持ちが、彼があたしに残した傷跡です。



彼は、こんなあたしの矛盾した気持ちを
わかってくれるのかな。
正直に話したいけど。






コメントのお返事、まだできてなくてごめんなさい。
皆さんへの感謝の気持ちを、忘れる日はないです。

皆さんの街でも、満開の桜が長く咲き続けますように！！！